わたしの時代

その4


風の色


振り向くと誰もいない
耳だけが鋭くなり
次の瞬間
銃声が
こだまとなる
火薬のにおいが
空の色になる
少年でさえ
狩りの夢にうなされもしたのだ


もう帰る